材大なれば用を為し難し
材木が大きすぎると使い勝手が悪くなるように、大人物はなかなか世間に受け入れられないという話です。木材は林道の大きさや機械の大きさなどから規格化されている面もありますが、人物の大きさは規格化しがたいですね。
大廈の材は一丘の木にあらず
大きな建物は、ひとつの山の木だけでできているわけではない、大きな仕事もひとりの力だけではできるものではない、という例えです。
朽ち木は柱にならぬ
心根の腐った者に、重要な物事はまかせられないことのたとえで、「腐れ木は柱とならず」ともいいます。 また、にたことわざに「朽木は雕るべからず 」がありますが、朽ちた木には彫刻できない意味からで、口先だけの怠け者は叱ってみても直らないということ。「雕る」は彫刻することで、孔子が...