門にまつわる故事・ことわざ
門(もん、かど)とは、敷地と外部を区切る塀や垣に通行のために開けられた出入口のこと。外構の一種。正面口のことは、特に正門(せいもん)とよばれる。門の脇の柱を門柱(もんちゅう)、門の番人を門番(もんばん)、門の扉を門扉(もんぴ)とそれぞれ呼ぶ。(ウィキペディアより)
朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
倚門の望(いもんのぼう)
門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
鬼門(きもん)=北東(艮=うしとら:丑と寅の間)の方位のこと万事に忌むべき方角
また、方角に限らず、場所、時間帯や特定の教科などを指すこともある
裏鬼門(うらきもん)=鬼門とは反対の、南西(坤、ひつじさる)の方角でやはり忌むべき方角
口は禍の門(くちはわざわいのもん)
葷酒、山門に入るを許さず(くんしゅ、さんもんにいるをゆるさず)
軍門に降る(ぐんもんにくだる)
好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
乞食にも門出(こじきにもかどで)
狭き門より入れ(せまきもんよりいれ)
前門に虎を防ぎ後門に狼を進む(ぜんもんにとらをふせぎこうもんにおおかみをすすむ)
前門の虎、後門の狼(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ)
尊い寺は門から知れる(たっといてらはもんからしれる)
頂門の一針(ちょうもんのいっしん)
登竜門(とうりゅうもん)
忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)
学ぶ門に書来る(まなぶかどにふみきたる)
門外漢(もんがいかん)=専門家でない人 畑違いの人
門下生(もんかせい)
門主(もんしゅ)=仏教の開祖の正式な後継者
門跡(もんぜき)=皇族・公家が住職を務める特定の寺院、あるいはその住職
門徒(もんと)=門人 門下の教え子 浄土真宗の檀徒・信者(他宗派は檀徒もしくは宗徒)
門地(もんち)=家柄 家格
門閥(もんばつ)=狭義には貴族における、妻の一族の勢力を中心に結ばれた人のつながりを指す
広義に言う、政・財・官界において子弟、子女を婚姻させ強固な関係を構築した血縁閥
門戸を成す(もんこをなす)
門戸を開く(もんこをひらく)
門前市を成す(もんぜんいちをなす)
門前雀羅を張る(もんぜんじゃくらをはる)
門前の小僧、習わぬ経を読む(もんぜんのこぞう、ならわぬきょうをよむ)
入門(にゅうもん)=「門に入る」ことで、師から教えを受けること
門に入らば笠を脱げ(もんにいらばかさをぬげ)
禍福に門なし(かふくにもんなし)
笑う門には福来る(わらうかどにはふくきたる)